チームサケ:集落のための東日本大震災復興支援サイト
team SAKEは、人・モノ・技術・知識などを通じて、三陸のみなさんの「望み」が少しでも実現するよう動いています。
集落を訪問し、対話を通じてそれらの「望み」に触れながら、それを全国のみなさんと共有し、御協力いただきながら、形にしていくプロセスに関わっていこうと思います。
ENGLISH version
土曜日, 5月 7
5月7日 5M組 馬場中山
現在、チームSAKEでは、助成金の申請を準備している。一方で馬場中山が独自に申請したら良いのではと考えており、その旨を代表者にお話した。
「今、率直に欲しいのは、船!集落では一艇も残っていない。
でもその前に海の中の瓦礫を撤去しなければ、船も入れることはできない。
ユンボ重機は2ヶ月間無償で借りることができている。今日も休日だが、休ますのがもったいないので、重機を使った作業をしてもらっている。
助成金の申請自体は、中山集落だけでは決められないので、馬場集落とも相談し、みんなで意見を出し合ってみる。」との事。申請をチームSAKEでも協力する旨伝えた。
「馬場中山には、多くのボランティアがやってきている。そのおかげで成り立っている。今までは、まったく行政に頼らずにやってこられた。しかし、仮設住宅の件など、これからは行政にもお世話になりながらやっていくしかないと思っている。」とのこと。
その後、望遠鏡を希望していた方にお会いでき、簡易な望遠鏡をお渡しした。
海を見て、何が浮いているのか確認したいとの事。簡易な望遠鏡でもある程度見られたが、実際欲しいのは、それ(10×25倍)よりも3倍くらい見える普通の望遠鏡とのこと。
以前、舟がひっくり返って浮かんでいたのが見えたが、今では波の関係で移動してしまって、それがどこにあるのかなどを確認したい。海に浮かんでいるものが見られると、引き上げるときなどに役立つとの事。
※支援して頂ける方は、必ず以下のページを確認しコメント欄にご記入の上、お送りください。余分な物資が送られて現地に迷惑がかからないようにするため、ご協力下さいますよう、よろしくお願いいたします。⇒馬場中山支援募集中一覧
本日7日に仮設住宅の情報などが町の方から出されたとのこと。その前に、チームSAKEから提供した情報
(仮設住宅に関すること)を元に、みんなで話し合えたのは大きい。この地域(仮設でも)に残りたい世帯、すぐに仮設に入りたい(すこし遠くても)世帯などあり、馬場中山に予定されている仮設個数よりも、残りたい世帯の方が少なそうなのが分かったりして、いろいろな状況が確認できてからの仮設の状況発表なので混乱は避けられそうとのこと。
情報が役に立っていることがとても嬉しかった。
チームSAKE 5M みつはる
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
※お願い:【募集中】の記事にコメントをする場合は「このブログの使い方」を読んでからコメントをお願いします。