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水曜日, 6月 20

6/23(土)13:30~三陸の今・サケ訪問地から帰りましたシェアリングの会



6月上旬に三陸の集落を再訪しました。
(その時の様子はツイッターやブログの記事に少しあげています。ご参照ください)

報告会代わりに、三陸の集落再訪から戻ってきたメンバーから話を聴く会をします。
今週の土曜日(6月23日)に、13時30分からです。

震災から1年と3カ月。集落の様子、人々のくらしは、どのようになっているのでしょう。

間近のご案内となりましたが、お誘い合わせの上、ぜひいらしてください。


◆◇◆三陸の今・サケ訪問地から帰りましたシェアリングの会◆◇◆
team SAKEが昨年3月から5月に訪れた約50の三陸の小集落を
今年6月の上旬にできる限り(20ほど)再訪しました。
帰ってきた3名のざっくばらんな話を聴くフランクな会を開きます。
ぜひ、<三陸の今>を聴きにきてください。

■日時:6月23日(土曜日)13時30分~15時30分
■場所:京町家 さいりん館 室町二条
京都市中京区冷泉町65(室町二条上る東側京町家)
■アクセス:地下鉄烏丸御池2番出口より徒歩5分
□参加費:無料
□問合せ・当日連絡先:070-5650-0769(大関はるか)

水曜日, 6月 13

金曜日, 6月 8

小谷鳥

小谷鳥のおばあちゃんは元気でした。
薪ストーブを囲んだ居間も、そのままだった。
歴史のある家は、夏でもひんやりとするので、明け方と晩には火をおこす。


毎月届くサケメンバーからの手紙は、なによりも嬉しい。
男手を流されてしまった今では、豊間根に住む娘が心配して、一緒に住んでくれる。

部落では16人が流されたが、まだ一人も見つかっていない。今では奥の5軒だけが残っている。下の家に住んでいた猫が逃げてきたのに、可哀想だからと残り物をあたえてきた。今では子猫がたくさん生まれ、ひ孫が来るたびに可愛がってくれる。

半農半漁で生活してきた部落。農地には水が被ってダメになった。再生させる案もあるようだが、行政の動きがどうなっているのか、よくわからない。
部落で家を流された人たちは、残った5軒とは離れた所に移転するようだ。

去年何回か訪れた時は、おじいちゃんがいた頃に割ってくれていた薪が、家の前に高く積まれていた。今ではだいぶ減ったような気がする。

流失した製材所からもらったり、裏の山からとってきたりしていた薪を割ることは、もうできない。
この薪が無くなったら、小谷鳥を離れ、おばあちゃんを豊間根に連れて行こう。娘さんはそう考えている。


teamSAKE 足立