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火曜日, 11月 6

鶴ヶ浦、馬場中山、珈琲神社、修空館、船越

鶴ヶ浦、馬場中山、珈琲神社、船越の以前お伺いした所を再訪して来ました。

■鶴ヶ浦

気仙沼市の鶴ヶ浦では、93歳のお婆ちゃんと再開。田舎に帰る感覚です。
隣の大島出身で、橋が掛かる計画があり、完成したら一緒に歩いて渡りましょう!と楽しみが増えました。
気仙沼市浦島小学校仮設のおばさんは、土地を購入し、家を新築中。完成したら泊まる場所あるからね〜。
鶴ヶ浦を初めて訪れた時、急いで避難して服もなく、チリ津波で被害を受けてようやく立ち直ったばかりだと涙ながらに語ったおばさん。
今度は高台に独自に土地を手配し、ひと足早く今度の2月に新築完成です。


■馬場中山


チームSakeの名付け集落の南三陸町馬場中山のおばさんは、浜の漁網を利用したミサンガづくりと毛糸の編み物を続行中。
南三陸の直売所「みなさん館」も10月7日に完成し、そこでは定食お弁当づくりなどで週3日勤務。
残りの休みの日は手作りの日で忙しくされています。
それでも、現在はまだ船がないのでホタテの養殖が出来ていないから直売所やミサンガづくりに関われるが、船が来たら養殖が忙しくなっていろいろできなくなるねーって。それでも、船が待ち遠しい様子。浜の人です。


■珈琲神社


南三陸町で復興珈琲(ふっこーひー)を販売している珈琲神社では、マスターが色々な経験の持ち主であることが判明。
神主、寿司屋の手伝い?、議員。
モアイの形をした自家製クッキーも美味しくいただきました。
大人のアイス、ソフトクリームに珈琲豆をミルしたものを振り掛けた試作品をいただき絶品でした。
珈琲豆を型どった銀製のオリジナルグッズも開発中でした。


■修空館道場


宿泊は石巻市の修空館という空手道場。ボランティア向けに1,000円プラス冬期は暖房費500円で宿泊を提供されています。
宿泊ルールが館内に掲示されていますが、とても立派な空手の道場。
今回は他の宿泊者がいなかったのが残念でした。


■船越



石巻市雄勝町の船越では、アワビ漁の日でしたが、波などの影響で中止になり残念そうでした。
船が徐々に揃ってきているので、協同で漁をするのは今年いっぱいだとか。
来年からは個々に漁をされることになります。
いよいよ漁の再開という感じです。
レディースの拠点、船越小学校は来年の3月までに取り壊されることが決まっており、それに向けて支援者が建てたプレハブがありました。
次回来るときに断熱材を入れてくれるとか。
学校が無くなることは寂しいですが、少しづつ準備をされている事に少し安心しました。
アクセサリーもセンスの良い新製品を続々と作り出しています。
京都でも販売できないかと少し仕入れて帰ることにしました。
高台移転はゆっくり進んでいる。11月12日ぐらいまでに最終の申込みをすることになっているとか。
三十数名になるかなーとのこと。
それが決まると、造成が始まり、区画は抽選で場所決めるそうです。
まだあと2年ぐらいはかかるかな—とのこと。














■今回

今回残った言葉は、気仙沼大澤の青年が言っていたこと。
「俺たちはまだまだ仮設住まい。今の仮設は家と呼んでいない。仮の住まいだから。」
三陸は、津波の爪跡もまだまだ残り、今は、家の残った土台を撤去されている所を多く見かけました。
新しい住まい・家への希望と、進まぬ現状への不安がそれぞれ方を包んでいるように感じました。
一歩ずつ前へ進んでいる皆さんと繋がり続け、また帰ってくるチームSakeでありたいと思いました。
チームSake 川手光春

日曜日, 11月 4

南三陸直売所

チームSAKEの名付け親でもある馬場中山集落の近くの国道沿いに直売所みなさん館が10月7日にオープンしていました。地元の野菜や復興グッズ、海産物などが並べられ、素敵な空間です。
食堂部分もあり、地元の母の味が堪能できます。
国道沿いには他にもプレハブ市場など色々なお店が開店していました。
チームSake 川手光春

賀茂神社例祭当日


昨日より気仙沼市唐桑大澤地区に3名でお祭りのお手伝いに来てい ます。
本日11月3日9時30分より 気仙沼市唐桑大澤地区の賀茂神社のお祭りが行われました。 鎌倉幕府の時に京都の上賀茂神社から分祀された由緒正しい神社です。 800年を超える歴史があり、全国にある賀茂神社の中でも一番最初に上賀茂神社から分祀された とか。 前夜祭では古流本吉法印神楽が奉納されました。 スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治の話がクライマックス。 野外ステージで荘厳な雰囲気のなか、日本の神話の世界が繰り広げられました。 大澤の人はとっても素敵で、ボランティアを暖かく迎え入れてくれています。 去年と違うのは近くにコンビニのローソンができていることと、神社に大鳥居ができていること。 大鳥居はお祭りに合わせて数日前に完成したのだとか。 変化が感じられました。
本日は、高台移転のための未来会議を手伝っている神戸大学のメンバーが美 味しい神戸の地酒を、 同じく横浜市立大学のメンバーが黄金町の豆を、東北芸工大のメンバーが芋煮を売ったり、 スリランカ関連の方がスリランカカレー を販売したり、もちろん小原木タコちゃんの販売もありました。 舞台では京都のシンガソングライターが作った小原木タコをテーマにした歌も披露されました。NHK京都が密着取材中。 京都ローカルですが 11月19日18時10分からの京一日でタコちゃんソングの特集が放送される予定。チームSakeのメンバーは、巨大なホヤボーヤ(ホヤのゆるキャラ)の子どもたちが遊べるエアトラン ポリンの安全管理でお手伝い。 昨日は強風でしたが、今日は打って変わって持ちのいい天気の中、お祭りが開催できました。怪我もなく、あったのは子どもの笑顔だけと、ホヤボーヤを持ってきてくれた素敵な担当者談。
太鼓囃子やよさこい踊り、舞踊、などステージも充実。
大澤地区の高台移転では、 予定地に遺跡が見つかったりと思いがけない課題も見つかっていますが、大学のサポートで未来会議を開いてきて、専門的な知識と住民の思いがマッチして、素敵なプランが進んでいます。
チームSake 川手光春

金曜日, 11月 2

気仙沼 大沢地区 賀茂神社

今年も明日11月3日神例がとりおこなわれます。
去年と違うのは朱塗りの鳥居。