■鶴ヶ浦
気仙沼市の鶴ヶ浦では、93歳のお婆ちゃんと再開。田舎に帰る感覚です。隣の大島出身で、橋が掛かる計画があり、完成したら一緒に歩いて渡りましょう!と楽しみが増えました。
気仙沼市浦島小学校仮設のおばさんは、土地を購入し、家を新築中。完成したら泊まる場所あるからね〜。
鶴ヶ浦を初めて訪れた時、急いで避難して服もなく、チリ津波で被害を受けてようやく立ち直ったばかりだと涙ながらに語ったおばさん。
今度は高台に独自に土地を手配し、ひと足早く今度の2月に新築完成です。
■馬場中山
南三陸の直売所「みなさん館」も10月7日に完成し、そこでは定食お弁当づくりなどで週3日勤務。
残りの休みの日は手作りの日で忙しくされています。
それでも、現在はまだ船がないのでホタテの養殖が出来ていないから直売所やミサンガづくりに関われるが、船が来たら養殖が忙しくなっていろいろできなくなるねーって。それでも、船が待ち遠しい様子。浜の人です。
■珈琲神社
南三陸町で復興珈琲(ふっこーひー)を販売している珈琲神社では、マスターが色々な経験の持ち主であることが判明。
神主、寿司屋の手伝い?、議員。
モアイの形をした自家製クッキーも美味しくいただきました。
大人のアイス、ソフトクリームに珈琲豆をミルしたものを振り掛けた試作品をいただき絶品でした。
珈琲豆を型どった銀製のオリジナルグッズも開発中でした。
■修空館道場
宿泊ルールが館内に掲示されていますが、とても立派な空手の道場。
今回は他の宿泊者がいなかったのが残念でした。■船越
石巻市雄勝町の船越では、アワビ漁の日でしたが、波などの影響で中止になり残念そうでした。
船が徐々に揃ってきているので、協同で漁をするのは今年いっぱいだとか。
来年からは個々に漁をされることになります。
いよいよ漁の再開という感じです。
レディースの拠点、船越小学校は来年の3月までに取り壊されることが決まっており、それに向けて支援者が建てたプレハブがありました。
次回来るときに断熱材を入れてくれるとか。
学校が無くなることは寂しいですが、少しづつ準備をされている事に少し安心しました。
アクセサリーもセンスの良い新製品を続々と作り出しています。
京都でも販売できないかと少し仕入れて帰ることにしました。
高台移転はゆっくり進んでいる。11月12日ぐらいまでに最終の申込みをすることになっているとか。
三十数名になるかなーとのこと。
それが決まると、造成が始まり、区画は抽選で場所決めるそうです。
まだあと2年ぐらいはかかるかな—とのこと。
■今回
今回残った言葉は、気仙沼大澤の青年が言っていたこと。「俺たちはまだまだ仮設住まい。今の仮設は家と呼んでいない。仮の住まいだから。」
三陸は、津波の爪跡もまだまだ残り、今は、家の残った土台を撤去されている所を多く見かけました。
新しい住まい・家への希望と、進まぬ現状への不安がそれぞれ方を包んでいるように感じました。
一歩ずつ前へ進んでいる皆さんと繋がり続け、また帰ってくるチームSakeでありたいと思いました。
チームSake 川手光春
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