・釜石市唐丹町大石
旧小学校が避難所になっていて、50人程が避難している。消防団の詰め所が物資の分配センターになっていて、そこの消防団の男性に話を聞いた。
集落自体100人程いるが、幸いなことに犠牲者はゼロ。地震当日消防団が中心となり、一番下の港まで下りて避難を呼びかけた。
元々斜面になっている集落のため、明治昭和の津波では家屋の損壊はなかったが、今回は数件の家が被害を受けた。
当日の様子も写真を撮影されており、克明に記録されていた。
その男性の舟はまっぷたつに壊れてもう使えない。写真の横に、「長い間ありがとう」と書かれていた。
少ししか壊れていない舟は満潮時に流される可能性があるため、高台の旧小学校に陸揚げされている。舟の修理のために船大工が欲しいとのこと。
電気は3週間以上来なかった。水道は2月の下旬に新たに埋設工事を行ったため、震災で被害を受けることがなく、その後も水は使えた。
ガスはプロパンが使えた。
5M みつはる、かわた、ひで、にしむら
チームサケ:集落のための東日本大震災復興支援サイト
team SAKEは、人・モノ・技術・知識などを通じて、三陸のみなさんの「望み」が少しでも実現するよう動いています。
集落を訪問し、対話を通じてそれらの「望み」に触れながら、それを全国のみなさんと共有し、御協力いただきながら、形にしていくプロセスに関わっていこうと思います。
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