綺麗なトイレの盛駅を後にし、綾里の田浜上へ。途中ガソリンスタンドで給油中に小さな避難所を聞くと、田浜上の方を紹介していただいた。
田浜上に向かい、近所におられた方に聞くと、避難所を教えてくれた。
行ってみると、ちょうど避難所の方と管理している方とおられ、調味料など必要かを聞くととても喜んでくれた。
管理者の方は、自宅あり。
始め5世帯が避難していたが、現在は他の方は移られ、1人残っている。
空き家だった場所を以前から地区の避難所にして備えていた場所。
買い出しには行けるが、朝早く行かないと品切になってしまう。
電気はまだ通っていない。食料はありがたい。
まとめ買いできないので、ありがたい。青い野菜が欲しい。
キャベツの箱を見てキャベツが欲しい!
箱だけで中は別だった。ごめんなさい。
調味料など、とても喜ばれました。
近くのことを聞くともう一軒、人が避難しているところがあるとのこと。
行ってみるとおばあちゃんが一人で畑にいた。
話してみると、3家族が避難していたが、既にアパートや親戚のところに移ったとのこと。
寄っていってと進められ、お言葉に甘えお話を聞きに。
現在、電気、水はまだ来ていない。
漁に出たときに水をいれ獲物をいれて帰ってくるときに使う大きなタンクを軽トラに入れて、水の出るところから水をもらってきている。
給水車も来ている。
昭和8年の津波の時6才で、当時のことを思い出す。
親がどれだけ苦労したか。
涙混じりでお話しいただきました。
遠くからよく来てくれた。ありがとうと頭を深く下げて感謝され、こちらこそ、ありがとうございましたと伝えて次へ行こうとしたところ、息子さん夫婦とお孫さんひ孫さんが帰ってきたので、挨拶し次へ。
小石浜行くと作業中の二人組に出会い、
声をかけると、避難所は解散したとのこと。
小規模集落を支援したい旨、調味料を持ってきたことを伝えると、避難所だったところへ持って行き、必要な人に渡してくれるとのこと。
避難所だった小石浜公民館2年前に高台に移った。
家がある人、ない人全て集まり、共同で乗りきったとのこと。
130名くらいの集落。
遠くから来てくれてありがとう。
小石浜会長の名前と電話番号だけお聞きした。
絶対復興するぞ!と力強い言葉をもらい、次へ。
崎浜の集落について女の子2人発見
避難所の位置を聞くと一人が案内してくれるとのこと。
その子の家もお寺で避難所指定されているが、避難している人はいないとのこと。
崎浜公民館は、ちょうど片付けをし始めていたところ。
現在、全ての人がアパート、親戚のところなどへ移転されたとのこと。
物資も買い出しに行けば買えるし、問題ないとのこと。
衣類など物資は一杯来て余っているくらいとか。
事務局の方が応対してくれた。
小規模な避難所があると聞いて越喜来東区センターに行くと、
荷物の集積場所だった。
小さな集落の支援をしたい旨伝えると、ここから配送するので、ここにおいていってくれれば渡しますとのこと。
直接持っていった方がよいか聞くと、本部を通してこちらを紹介されると思うとのこと。
調味料を託して電話番号を聞き、次へ
本郷地区でぐるっと回って、人に聞くと、コミュニティセンターに避難中とのこと。
本郷地区コミュニティ消防センター22名避難
4名ぐらいのおじさんがおられた。
ちょうど、お風呂行き(釜石新日鉄近く)のバスが来ていた。
足りないものを聞くと、リストを見ながら確認してくれた。
足りない物品は本部に頼むと届けてくれるようになりつつある。
宅急便も届く。地区名は3つ、本郷、大曽根、桜峠。本郷が壊滅。
会長さんが対応してくれた。
回りの人も手伝いに来ていた。
旧尾崎小学校廃校に行くと会長他3人ぐらいの方が対応してくれた。
ここは、白浜と須佐地域の合同の避難所になっていて、地域全体400名がいた。
現在70名ぐらいが残っている。物品はお陰さまで足りている。他の避難所に使ってくださいとのこと。遠くから来てありがたい、お茶でも飲んで行ってくれと誘われ、コーヒーをご馳走になった。お風呂行きのバスも来ていた。
震災直後はみんなで家にあるものを持ち寄って炊き出しをしてしのいだ。
被災したその日の夜からご飯が食べれたとのこと。
室浜を目指し、進もうと道を入ると全面通行止めの看板。通っていく車に聞くと先に行けるとのこと。看板を横目に進むと、電気工事車両が道を塞いでいた。
電気工事優先のため引き返す。
逆の道から小枕を目指すと坂道のてっぺんに4件ほど残っていた。
近づくと、下の2件は浸水、右の家は家事で焦げ目あり、誰もいなかった。
火事も津波もあったようで、避難していた人も怖かっただろう。
坂を下っていく途中に、車一台。
お母さんと3歳ぐらいの子どもが乗っていた。
聞くと、おばあちゃんとお兄さんがここで行方不明になったとのこと。
家を見に来ていた。子どもにシャボン玉など渡し、その場を離れた。
team SAKE みつはる、さか、はかせ
編集:team SAKE 足立
チームサケ:集落のための東日本大震災復興支援サイト
team SAKEは、人・モノ・技術・知識などを通じて、三陸のみなさんの「望み」が少しでも実現するよう動いています。
集落を訪問し、対話を通じてそれらの「望み」に触れながら、それを全国のみなさんと共有し、御協力いただきながら、形にしていくプロセスに関わっていこうと思います。
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