第3陣と連絡が取れました。
13日は、要望のあったチェーンソーを届けに、再び小渕浜集落へと行きました。
その後、女川町の小屋取集落を訪れました。ここの避難所は毎日2回補給があるそうです。お酒だけをお渡ししました。
その後、先日お渡しできなかったジャージを届けに、韮の浜集落を再訪しました。
そして、馬場・中山集落へ2度目(team SAKE通算で5回目)の訪問を果たし、保険に関する法律関係の資料をお渡ししました。ここでは夕飯とお酒を献められ、断り切れずに泊めていただきました。
team SAKEの基本方針として、原則的に自分たちのことは自分たちで行うことで、なるべく現地に負担をかけないように心がけております。しかしそれは行き過ぎると、現地の方々との関係が単に「支援する側」と「支援される側」という一方通行のものになってしまいます。
被害が甚大であった三陸地域ですが、だからといって「被災者」「被災地」という側面しか見ないことは、その方々の人間としての多面性をも見ないことになります。
はたしてそのようなやり方だけで、力になれるようなつながりを築くことができるでしょうか。
これは私たちも実際に現地の集落に入り込んでいくまでは中々想像ができなかったのですが、馬場・中山のように特に元気な集落の場合、時には「支援」という枠を越え、逆に有り難くお世話になることも、双方向のつながりを築く上で大事な要素である、とteam SAKEでは考えています。
現在、馬場・中山集落では仮設住宅の建設へ向けて話し合いが行われているようですが、これについては後ほどお伝えできたらと思います。
14日は気仙沼市岩井崎集落の避難所となっている民宿を訪れ(第2陣でも訪れたところです)、物資をお渡ししてきました。
第3陣の現地での活動は、以上をもって本日終了いたします。三枝(つよし)・湯谷(ユタ)両名とも、今晩の夜行バスで明朝には京都に帰って来る予定です。
二人とも、お疲れさまでした。
報告:team SAKE 足立
チームサケ:集落のための東日本大震災復興支援サイト
team SAKEは、人・モノ・技術・知識などを通じて、三陸のみなさんの「望み」が少しでも実現するよう動いています。
集落を訪問し、対話を通じてそれらの「望み」に触れながら、それを全国のみなさんと共有し、御協力いただきながら、形にしていくプロセスに関わっていこうと思います。
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