初日からの報告です。
夜、(石巻線)渡波駅着。
トイレメチャクチャ汚く詰まって使えず。駅の回りには何台か車泊の人がいた。
汚く使えないのは避難所から帰ってきた人や私たちのような県外からの人のせいか?
急遽、牡鹿半島入り口近くの山あいの道路沿いで泊。
回りに人がいないので早起き気にせずすむので逆に良かったか。
朝7時移半動開始。
牡鹿半島に。
通りすがりのおばさん(沢水でお米を洗いに行くところ)に聞くと、集会所の避難所はひとまず解散。家に帰った。家が片付き始めスペースができたからかな。
そして近くの小学校で避難していた人がその集会所に移って来るらしい。
それぞれ家に帰り生活が始まったが配給は足りない。孫がおかわりして良い?に答えられない。
石巻では石原軍団が来て炊き出しされてるようだが、あの焼きそばは回ってこない…
集会所に簡易トイレはある。
区長が近くの小学校で会議しているからそこに相談してください。とのこと。
3時に集落で集まってお茶するとのこと。
とりあえず、『集落で集まった時に食べてください』とみかんを差し上げ、おばあちゃんの孫向けお菓子を差し上げた。仕方なく小学校で対策本部の会議している区長のところに移動を決め、最後におばあちゃんの名前を聞こうとしたところ、○○さん宅の紹介を受けて訪問。
小学校に行かずに良かった。キーパーソンには、まずコンタクトが必要と実感。
すかさず、チームSAKEであること、トイレを持ってきたこと等を伝えると、「諦めてた…」とのこと。
「トイレ、助かる~。」
『避難袋はこんなのしかないのですが…』と伝えると、「十分。ありがとう。」とのこと。
中の支援物資を見てもらうと、瞬時に「酢もらえる?買い出しに行きたいけど…、車の運転も怖いし、行く気にならないの」とのこと。震災時、石巻にいて、途中ヒッチハイク(みんなが乗せてくれた)しながら、数十キロを帰ってきたとか。
それでも20キロは歩いて帰ってきたとか。
支援物資にバドミントンも見つけ、隣の娘さんにあげるとのこと。
最近電気が通ったらしい。誰でも使えるように携帯充電場所が作られていた。
電気が来て間もないので、暗くなっても電灯を点け忘れるとか。
控えめに「携行缶は無理だよね?」と聞かれ、『待ってました。10リットル缶ですがどうぞ』と渡したら、とても喜んでいた。
最後に記念撮影。
「お茶出したいけどごめんなさい」と言われ、気持ちだけで嬉しい。
小渕浜へ
小渕浜周辺の破壊された間を通っていくと目的地周辺で作業している人発見。
京都ナンバーでわかったのか、「社長の家はあそこー」と返してくれた。
社長の家の前に着くと社長含め数人が作業していた。仮の家を建てているとか。
現在、建築基準法の関係で家が勝手に建てられないとか。
チームサケを名のると「よく来てくれた。何持って来てくれた?」と聞かれた。
酒、調味料、タオルなど渡し、発電機の代わりにインバーターと延長コードを渡すと喜んでいた。
小渕浜はとても寒く、腹巻帽子も感激され。みんなに渡した。
編み物セットも渡し買い取りの話も少し触れると興味ありそうだった。
シャケは4年後に戻ってくるからそれまでに編もうかしら。
つよしくんによろしく。とのこと。
前谷地で荷物ピックップ。
みこちゃん。
即席ワカメスープ30袋をお母さんから預かったと渡してくれた。
関西人めちゃテンション上がるー。とのこと。
調味料買い出し、手押し車買い出し。
馬場中山へ
手押し車の●●さん、5日前に救急車で運ばれ入院中。
◎◎ちゃん、学校始まるので親戚の家へ移っていなかった。
お父さんにあえて、聞くと、届いてると思う。とのこと。
夕食、露天風呂(男性のみ)、夜のバー飲み会、でもてなされ、就寝。
引き続き来てくれるのが嬉しい。
最近物資も減りつつある。
人が変わるとわからん。
京都の生活は?
2年の仮設住宅より地元にプレハブ建て、補助金もらえた方が長く使えるし、地域の繋がりの中で生活できるので嬉しい。
原発のこと、これからの海の仕事に対する不安感。など聞いた。
博士のキャラは、いじられながら好意的に扱われていた。
朝旅立ち直前
最後に調味料で必要なものを聞くと、ドレッシングがあれば、、、、と言われ、持っていなかった。
現在次にむけてシェアと準備中。
三人とも元気です。
team SAKE 川手光春
編集:team SAKE 足立
チームサケ:集落のための東日本大震災復興支援サイト
team SAKEは、人・モノ・技術・知識などを通じて、三陸のみなさんの「望み」が少しでも実現するよう動いています。
集落を訪問し、対話を通じてそれらの「望み」に触れながら、それを全国のみなさんと共有し、御協力いただきながら、形にしていくプロセスに関わっていこうと思います。
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