6月9日の毎日新聞宮城版・朝日新聞・テレビ朝日に、小渕浜の記事が掲載されました。
ウェブ上でも「毎日jp」「Asahi.com」「テレ朝NEWS」において、閲覧することができます。
■毎日新聞:東日本大震災:石巻の小島清掃 カヌー愛好60人が参加 /宮城
■朝日新聞:カヌーでがれき撤去 スクリューなくすいすい(動画有り)
■テレビ朝日:【震災】「もう一度海に…」カヌーでがれき撤去(動画有り)
team SAKE 足立
~~~以下毎日新聞掲載記事~~~
東日本大震災:石巻の小島清掃 カヌー愛好60人が参加 /宮城
石巻市牡鹿半島の小渕浜漁港内に浮かぶ小島で8日、全国のカヌー愛好者らが東日本大震災の大津波で打ち上げられた漁具やがれきを撤去するクリーンアップ作戦を展開した。
清掃作業があったのは漁港岸壁から約30メートルの港内に浮かぶ小島。旧牡鹿町町史などによると、島には大型定置網「大謀網漁」の創始者と伝えられる鳥海弥三郎をまつった鳥海神社があり、地域住民から「鳥海(とのみ)様」と親しまれ、子どもたちも泳いで渡れる遊び場だった。
今回の大津波で、流失家屋のがれきや漁網、養殖施設の残骸などが大量に打ち上げられ島の様子は一変。神社も流失した。
クリーンアップ作戦は、実行委員会の鈴木匠会長が「子どもたちが安心して遊べる環境に」と、全国の仲間たちに呼びかけて実施された。
この日は、北海道から沖縄までの全国各地のカヌー愛好者とその仲間たち約60人が参加。スクリューに漁網などが絡むため漁船では航行が困難な島周辺をカヌーやゴムボートを使って清掃した。実行委では12日まで、同漁港内のがれき撤去作業を続ける予定だ。【石川忠雄】
毎日新聞 2011年6月9日 地方版
~~~以下朝日新聞掲載記事~~~
カヌーでがれき撤去 スクリューなくすいすい
宮城2011年6月9日10時18分
宮城県石巻市小渕浜の漁港で8日、ボランティア約60人が集まり、カヌーで小島に散乱するがれきの撤去をした。
岸から数十メートルの小島には、地元漁師が「漁業の神様」として「鳥海(とのみ)様」をまつり、年1回神事を行っていたが、社ごと津波に流された。地域に入っていたボランティアが漁師の鳥海様への思いを知り、清掃を決めた。海中にはがれきが残り、スクリュー付きでは航行が難しいため、カヌーでの作業となった。
作業にあたったカヌーデイ実行委員会の鈴木匠さんは「漁師をやめようという人も多い中、もう一度海へ出るきっかけになれば」と話していた。(小川直樹)
~~~以下テレビ朝日掲載記事~~~
【震災】「もう一度海に…」カヌーでがれき撤去(06/09 11:52)
宮城県の牡鹿半島で、津波で漁港に流れ込んできたがれきをカヌーを使って撤去する作業が行われています。
がれきの撤去作業を行っているのは、全国から集まったカヌー愛好家やボランティアおよそ60人です。津波で流された網などがスクリューに絡んで船が航行できないため、がれきが手つかずのままになっていた牡鹿半島の小渕浜漁港で、カヌーやゴムボートを使って、海の中や地元の人たちが漁業の神様として祭る「小島」でがれきを回収しています。
参加者:「地元の漁師がもう一度海に出るきっかけになれば」
牡鹿半島でのカヌーを使ったがれきの撤去は今月12日まで続きます。
チームサケ:集落のための東日本大震災復興支援サイト
team SAKEは、人・モノ・技術・知識などを通じて、三陸のみなさんの「望み」が少しでも実現するよう動いています。
集落を訪問し、対話を通じてそれらの「望み」に触れながら、それを全国のみなさんと共有し、御協力いただきながら、形にしていくプロセスに関わっていこうと思います。
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