9月20日から24日まで船越・小渕浜に5人で行って参りました。
船越の中里孝一さんの納屋(海のそばの作業小屋)で、ホヤ養殖作業の手伝いと、船越レディースの作業小屋の掃除、お彼岸のお墓参りを行いました。
ホヤの養殖は、4年かけて行うもので、今回の作業は、細い紐で採苗された1年ほどのホヤの種苗(赤ちゃん)を、1mほどに切って、大きな紐の撚りに差し込んで絡み付ける(養成というそうです)ものです。今年の夏は海水温が高温で、去年養成したものの生育はあまり状況がよろしくないそうです。今後は、高温にならないことを祈って、2,3年後に大きくなったホヤができて売れるといいですね。
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1年たったホヤ。ホヤは「海のパイナップル」と呼ばれる。 |
まずは種苗を海に取りに行き、
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ホヤの種苗をとりに海に向かって出発 |
海辺の納屋に持って帰ってきて、ムラサキガイ(ムール貝)などを取り除き、種苗の紐を1mほどに切っていく。
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ごみとり中。この紐にたくさんのホヤが付いています。 |
そして、太いロープの撚りに細い紐を差し込んで固定する。
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紐を差し込む時は、指先に力を込める |
作業をお手伝いする前に、「ホヤって何をするんですか」「どこからとってくるんですか」といろいろと聞くと、「やったらわかる」と気持よく言われました。本当にその通りですね。考えるよりカラダを動かせということでしょうか。
夜は、魚などをごちそうになりながら、お話をしました。
中里孝一さんからは、「深夜であっても、何時ごろに我々が船越にきたのかわかる」と言われました。夜中寝ていても、家の前を通る車の音でだいたいわかるのだそうです。漁師は身の回りの音などに敏感だからでしょうか。それとも船越を自分の庭のように感じているからなのでしょうか。
また、孝一さんの家に、息子の将太君が南洋のカツオ漁修行から帰ってきました。これからは、孝一さんの跡継ぎとして船越で漁の勉強をしていくそうです。「オイ(私)はここの息子だよ」という言葉が強く印象に残っています。
今回訪問して目についたのは、海のそばでは、漁に必要な船、納屋、海水を汲み上げるポンプなどが作られてきていて、漁師さんたちがは忙しそうにしていたことです。まだまだ揃っていないこと、足りないことも多いのでしょうけど、着々と海の仕事は前に進んでいるようにみえました。
一方、海辺を離れると、最近まで残されていた小学校や家や漁協施設が取り壊され、草が生い茂り少しさみしいです。また、現在でもみなさんの住まいは石巻市内や登米(とめ)市など、車で1時間ほどかかるところにバラバラに住んでおり、高台の住居もようやく測量が始まった所だそうです。生活の拠点としての船越ができてくるのは、もう少し時間がかかりそうで、なるべく早く高台住宅ができたらと思いました。
文責 根岸
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