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金曜日, 7月 5

第24陣 雄勝半島 船越へ

去る5月31日から6月3日にかけ、石巻市雄勝町の船越を訪れました。
私は震災後2年間で16回目の訪問となり、第四の故郷とも呼べるような感覚になりつつあります。




雄勝の中心部では、旧雄勝総合支所(元の雄勝町役場)の取り壊しが進んでいます。吹き抜けが特徴的な建物でした。かつての雄勝の繁栄を物語る建物がまた一つ消えていきます。




震災時にいた70人中64人が死亡・行方不明となった雄勝病院。雄勝の中心部から船越へ向かう途中に哀しい姿を見せていたのですが、ついに完全に取り壊されました。




全戸が流失した大浜には、新しい納屋が建っていました。船越はここから峠ひとつ越えた向こうです。




大浜峠を越え、船越へ向け「美人坂」を下っていると、鮮やかな藤の花が出迎えてくれました。



  
船越には前よりも花が増えました。ほとんどの家は取り壊されてしまって寂しい風景の中、明るい色合いを添えています。




2階天井まで津波の到達、避難者全員無事の退避、船越存続を賭けた住民集会、漁の再開による加工場、世界中から集まったボランティアの活動拠点、船越レディース工房・・・・・・
震災後も船越の歴史を刻み続けた小学校が、遂に取り壊しのため立ち入り禁止になりました。
私たちteamSAKEも、この小学校には幾度となくお世話になってきました。




最後の授業が行われた黒板は取り外され、「ありがとう」の文字が書き残してありました。




浜に建つ納屋も増えてきました。INJMというボランティア団体が定期的に訪れ、花壇を作ったりしています。家の屋根から外されたスレート石が、有効に使われています。



teamSAKE 足立

日曜日, 3月 31

3/30 船越レディースの卒業

宮城県石巻市 雄勝半島にある船越集落では、船越レディースが震災以前の仕事に少しずつ戻っているのを受け、今年度末で、これまで続けてきた雄勝石でアクセサリーを作る活動は終了となりました。

team SAKEでは、これまでたくさん楽しい経験や深い学びをさせていただいたお礼に何かできないかと、区切りとなるような卒業証書を作りました。

手すきの和紙に、虹を描き、おひとりおひとりに違う文言を考え、手書きで作成しました。

写真は、いくらチーム(team SAKEの子どもチーム)の女子。無意味に雄叫びをあげ、御祝いを表現しているところ。

船越レディースのみなさん、お疲れさまでした。
全国、そして世界中のボランティアがみなさんから得たことは、今後の人生の財産となると思います。


2013/3/30 船越復興日記「卒業証書をもらいました」

team SAKE はるか・もも

金曜日, 3月 22

今日まで「船越のこと展~宮城県石巻市 雄勝半島にある小さな漁村の2年間のくらし~」

20日から始まりました「船越のこと展」は、おかげさまで充実した2日間を過ごしてきました。

最終日の朝を迎え、
「あぁ、被災地で繰り返してきた「対話」と同じことが京都でできているなぁ。」と、
ご来場いただくみなさんとの対話の場をありがたく思っています。

そして、初めてお会いするたくさんの方たちと対話をする中で、
自分が「快復する」ような体験をさせていただいています。

被災地のこと、話したいけど、うまく話せない。
いつどの場で話していいかわからない。
それが、ここでは、「十分に話していい。」
「聞こうとして足を運んでくださっている。」
そのことが、とても助けになっているのだと、わかりました。

始める前は、「船越のことを知ってほしい。印象に残してほしい」という思いでいたのですが、
「自分のため、SAKEのためでもあったんだな」という思いに変わってきました。

堺町画廊というすばらしい京町家の画廊は、落ちついてお茶を飲みながら、お話ができる最高の場です。
こちらで開催させていただき、本当に感謝しています。

最終日の今日、お天気もよく、気持ちがいいです。
堺町画廊まで足をお運びいただければ幸いです。
12時から19時まで
入場料無料
※雄勝石の販売、絵付けワークショップもしています。

船越レディースは3月末で解散、制作も販売も3月末までです。
この機会を逃さずに~。



team SAKE 大関はるか

木曜日, 3月 21

京都新聞に掲載されました(2013/3/20・水・朝刊)

石巻・船越の2年知って 支援グループが企画展  


 東日本大震災の被災地支援グループ「teamSAKE」が、宮城県石巻市の小さな漁村に焦点を当てた企画展「船越のこと展」を20日から、京都市中京区堺町通御池下ルの堺町画廊で開く。住民のインタビューや写真を紹介し、「被災地の一つの断面を見てもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 京都の会社員や主婦、団体職員らでつくるSAKEは沿岸部の集落を中心に支援を続け、22回現地を訪問した。中でも石巻市雄勝町船越の集落とは親密な関係を築いてきた。

  同市の雄勝半島はすずりや瓦に使う雄勝石の産地。収入や交流のため、地元女性グループが津波に流された屋根瓦で雑貨を作って販売してきた。ようやく漁などの仕事に戻る人も出てきて、同グループは今月末で解散することになり、これを機に震災後の日々を振り返ろうとSAKEが企画展を計画した。

  会場では、震災直後を振り返る地元女性のインタビューをポスターにして紹介する。被災したまちやアクセサリーを作る女性、漁を再開する漁師の写真も並べ、2年間の歩みを伝える。雄勝石のアクセサリーを販売し、制作体験もできる。

  SAKEメンバーの大関はるかさん(33)は「対話を通じて知った船越の人たちの生き方そのものを感じてもらえたら」と話している。

  22日まで。開催時間は正午から午後7時。入場無料。20日午後5時から会場でメンバーが活動報告を行う。 (逸見祐介)

京都新聞2013/3/20(水・祝)朝刊

水曜日, 3月 20

船越のこと展開催中

船越のこと展 堺町画廊にて開催中。 3月20日から22日12時から19時まで 堺町画廊 京都市中京区

火曜日, 3月 5

3/20(水・祝)-22(金)船越のこと展 @堺町画廊



船越のこと展 ~宮城県石巻市雄勝半島にある小さな集落の2年間のくらし~
The exhibition about Funakoshi fishermen village in Tohoku - their life and lives.

3月20日(水・祝)~22日(金)12時~19時 入場無料
【報告会】20日(祝)17時~ 無料 
【雄勝石絵付けワークショップ】随時 参加費千円
20th to 22nd of March from noon to 7p.m. admission free
[talk session] on 20th starts at 5p.m. admission free
[Ogatsu stone painting workshop] anytime 1000yen/session
at Sakaimachi Garow, Art Gallery in Kyoto

2011年の3月19日に京都を発ち、20日から活動を始めたteam SAKEは、これまでに22回(24チーム)で三陸の小さな集落を訪れました。
今回は、雄勝半島にある船越という集落に限って展示をしたいと思います。
被災地の事が多く語られる3月ですが、どうぞこちらにもいらしてください。
雄勝石でオリジナルの作品が作れるワークショップもします。お子様にも楽しんでもらえます。

We team SAKE has started volunteer in small villages in Tohoku, Japan since 19th of March 2011.
we have visited 24 times till today.
this time we chose one small village to have an exhibition.
they live with the sea, they live with nature. We from Kyoto learnt a lot from their life and lives.
We hope to share some with you.

火曜日, 11月 6

鶴ヶ浦、馬場中山、珈琲神社、修空館、船越

鶴ヶ浦、馬場中山、珈琲神社、船越の以前お伺いした所を再訪して来ました。

■鶴ヶ浦

気仙沼市の鶴ヶ浦では、93歳のお婆ちゃんと再開。田舎に帰る感覚です。
隣の大島出身で、橋が掛かる計画があり、完成したら一緒に歩いて渡りましょう!と楽しみが増えました。
気仙沼市浦島小学校仮設のおばさんは、土地を購入し、家を新築中。完成したら泊まる場所あるからね〜。
鶴ヶ浦を初めて訪れた時、急いで避難して服もなく、チリ津波で被害を受けてようやく立ち直ったばかりだと涙ながらに語ったおばさん。
今度は高台に独自に土地を手配し、ひと足早く今度の2月に新築完成です。


■馬場中山


チームSakeの名付け集落の南三陸町馬場中山のおばさんは、浜の漁網を利用したミサンガづくりと毛糸の編み物を続行中。
南三陸の直売所「みなさん館」も10月7日に完成し、そこでは定食お弁当づくりなどで週3日勤務。
残りの休みの日は手作りの日で忙しくされています。
それでも、現在はまだ船がないのでホタテの養殖が出来ていないから直売所やミサンガづくりに関われるが、船が来たら養殖が忙しくなっていろいろできなくなるねーって。それでも、船が待ち遠しい様子。浜の人です。


■珈琲神社


南三陸町で復興珈琲(ふっこーひー)を販売している珈琲神社では、マスターが色々な経験の持ち主であることが判明。
神主、寿司屋の手伝い?、議員。
モアイの形をした自家製クッキーも美味しくいただきました。
大人のアイス、ソフトクリームに珈琲豆をミルしたものを振り掛けた試作品をいただき絶品でした。
珈琲豆を型どった銀製のオリジナルグッズも開発中でした。


■修空館道場


宿泊は石巻市の修空館という空手道場。ボランティア向けに1,000円プラス冬期は暖房費500円で宿泊を提供されています。
宿泊ルールが館内に掲示されていますが、とても立派な空手の道場。
今回は他の宿泊者がいなかったのが残念でした。


■船越



石巻市雄勝町の船越では、アワビ漁の日でしたが、波などの影響で中止になり残念そうでした。
船が徐々に揃ってきているので、協同で漁をするのは今年いっぱいだとか。
来年からは個々に漁をされることになります。
いよいよ漁の再開という感じです。
レディースの拠点、船越小学校は来年の3月までに取り壊されることが決まっており、それに向けて支援者が建てたプレハブがありました。
次回来るときに断熱材を入れてくれるとか。
学校が無くなることは寂しいですが、少しづつ準備をされている事に少し安心しました。
アクセサリーもセンスの良い新製品を続々と作り出しています。
京都でも販売できないかと少し仕入れて帰ることにしました。
高台移転はゆっくり進んでいる。11月12日ぐらいまでに最終の申込みをすることになっているとか。
三十数名になるかなーとのこと。
それが決まると、造成が始まり、区画は抽選で場所決めるそうです。
まだあと2年ぐらいはかかるかな—とのこと。














■今回

今回残った言葉は、気仙沼大澤の青年が言っていたこと。
「俺たちはまだまだ仮設住まい。今の仮設は家と呼んでいない。仮の住まいだから。」
三陸は、津波の爪跡もまだまだ残り、今は、家の残った土台を撤去されている所を多く見かけました。
新しい住まい・家への希望と、進まぬ現状への不安がそれぞれ方を包んでいるように感じました。
一歩ずつ前へ進んでいる皆さんと繋がり続け、また帰ってくるチームSakeでありたいと思いました。
チームSake 川手光春